ワーナーミュージック・ジャパンがかねて準備を進めていた新レーベル「unBORDE(アンボルデ)」が始動。同時に、新規ビジネス開発セクションとなる「unBORDE ARTISTA(アンボルデ・アルティスタ)」も発足し、活動をスタートした。
新たに発足したレーベル「unBORDE」は、スペイン語で境界線やエッジを意味する言葉から命名したもので、激変するエンタテインメント業界において、新たなビジネス・スキームを創出することを使命とし、来るべき時に備えて、レコードレーベルとしての新しい在り方を提案していくという。そのスタンスのもと、いわゆる360度ビジネスの概念における平面の角度を広げていくだけでなく、むしろデコボコを伴う、立体的なビジネスの角度を高めていくことを狙ったもの。その所属アーティストに共通するテーマは"時代感"と"エッジ"。所属第1号新人としてインディーズシーンで人気を博し、12月22日に同レーベルからメジャー第1弾アルバムとなる「つまんね」と、インディーズ(パーフェクトミュージック)からアルバム「みんな死ね」を同時リリースした"神聖かまってちゃん"と契約。このほか、来年2月6日にサードアルバム「door」をリリース、来年5月には初の全国ワンマンツアーを行う"androp"、アルバム「ACACIA」が好評発売中の"Q..indivi+"や、今年デビューし、来年2月9日にサードシングル「うつむきスマイル」をリリースするシンガーソングライター近藤夏子。
(全文は2010/12/24発行の「連合通信レコード速報」に掲載)