日本レコード協会(RIAJ)は、去る11月25日に埼玉県大宮警察署と埼玉県警生活安全企画課/サイバー犯罪対策センターが、携帯電話専用のオークションを利用して、権利者に無断で複製された海賊版CD及びDVDを販売していたとして、京都市伏見区在住の男性(42歳)を著作権違反の容疑で逮捕したことを明らかにした。
同事件は、今年3月頃から8月頃にかけて、被疑者の男性が、ビクターエンタテインメント、ユニバーサルミュージック、ジェイ・ストーム、SMEレコーズ、EPICレコードジャパン、ソニー・ミュージックレコーズ、エイベックス・エンタテインメントが権利を有する市販のCDおよび音楽DVDを無断で複製した海賊盤を、携帯電話専用オークションサイトを利用して、埼玉県や神奈川県に在住する3人に販売していたもの。
警察の調べによると、被疑者の男性は平成16年頃から、本件を含め約2800回の出品を行い、購入者は全国で約1500人に上ることが確認されているという。
(全文は2010/12/03発行の「連合通信レコード速報」に掲載)