エイベックス・グループ・ホールディングスは1日、松浦勝人代表取締役社長CEO、千葉龍平代表取締役CSO、竹内成和代表取締役CFO、林真司代表取締役CBOの4代表が出席して、東京・大手町のサンケイプラザ会議室で中期経営計画「エイベックス・グループ中期経営計画『Next Era1014』」を発表。松浦社長CEOの挨拶に続いて、竹内CFOが計画の概要を説明し、各役員が質疑応答に答えた。
それによると、この中期計画は来期となる2012年3月期から2014年3月期までの新3ヵ年計画をまとめたもので、竹内CFOが「現状認識」から説明。今年で創業年目に入った会社の歴史から現在の業態、音楽産業を下支えしてきた音楽配信市場の現状と対応、ユーザーの価値観と消費行動の変化から、エイベックスの成長イメージまでの現状認識に続き、ヒット体制の整備や高付加価値戦略の深耕、スキル・ノウハウのビジネス化、アジア戦略の再構築といった「既存事業の再構築」についても言及。さらに、デジタル戦略の抜本的な見直し、注力ポイント、アーティストを核としたバリューチェーンの全体最適化、デジタルを活用した新360度モデル、マーケティングとプラットフォーム(BeeTV)戦略、アライアンスの推進などを軸に置いた「中期成長戦略」を説いた。
(全文は2010/12/03発行の「連合通信レコード速報」に掲載)