EMIミュージック・ジャパン(EMI)とソニー・ミュージックダイレクト(SMDR)は、2社共同で三代目古今亭志ん朝と二代目桂枝雀の店頭旧譜キャンペーン「東西落語名人キャンペーン"東の志ん朝、西の枝雀"」を実施することになり、その概要を次のように発表した。
これは、SMDRが発売している古今亭志ん朝(1938年3月10日〜2001年10月1日)の旧譜全商品と、EMIが発売している桂枝雀(39年8月13日〜99年4月19日)の旧譜全商品を対象とし、東で上方落語、西で江戸落語の魅力を相互的に伝えることで落語全体の活性化を図ろうというもの。二人は共に、昭和50年代以降の落語界を牽引し「江戸落語」と「上方落語」の垣根を越えて多くの落語ファンを魅了してきた。没後10年を経た今もその人気は衰えることなく、名人二人の早世を惜しむ声も絶えない今、落語パッケージの魅力を伝えていく一環として今回のキャンペーンとなった。
(全文は2010/11/24発行の「連合通信レコード速報」に掲載)