タワーレコードは、様々な理由で現在は廃盤や生産中止となっている洋楽の定番/名盤商品を、主要音楽メーカーの協力により復刻し、タワーレコード限定で再発売する企画「TOWER RECORDS洋楽名盤復刻」シリーズをスタートした。
その一回目として今回、ワーナーミュージック・ジャパン(WMJ)の全面協力により、「Atlantic soul(アトランティック・ソウル)」の名盤、オーティス・レディング、レイ・チャールズ、スピナーズといった全13組のアーティストそれぞれの名盤全16作品(価格は全作1500円)を9月23日より、全国のタワーレコードとタワーミニ店(全83店舗)およびタワーレコード・オンラインで独占販売する。
同シリーズでは今後もAORやルーツロック、フュージョン、ジャズなど、ジャンルごとに企画を進め、各メーカーの協力を得ながら年内で30〜50作品を復刻し、販売していく方針。今年、既に35万枚を超える売上を達成している「新・輸入盤千円生活」と同様に、洋楽の販売シェアが他と比べ非常に高い(SSJ調査の09年洋楽市場シェア約22%)自店の利点を生かした企画を打ち出すことにより、メイン・ターゲットとなる30代以上の熱心な洋楽ファンばかりでなく、その魅力を若い世代にも伝えることで洋楽の市場活性化を狙うという。また、積極的に独自商品を企画することで、CDショップが本来持つ、幅広く深い品揃えや提案性を打ち出すことで、魅力ある店舗作りを目指していくという。
(全文は2010/9/24発行の「連合通信レコード速報」に掲載)