日本レコード協会(RIAJ)が21日に公表した2010年8月度のレコード生産実績によると、6月・7月と2ヵ月連続で前年同月実績を上回った音楽ソフト(オーディドレコードと音楽ビデオの合計)の生産実績は、数量で前年同月比93%の2064万枚、金額で同84%の217億円と再び下降傾向に入った。
音楽ソフトのうち、オーディオレコードの月次実績は、数量で前年同月比91%の1694万枚、金額で同78%の171億円と大幅に減少した。特に、アルバムが邦洋ともに大きく減り、数量で同71%、金額で同66%と低調だったことが影響。音楽ビデオは、数量で同102%の370万枚、金額で同115%の46億円と引き続き伸びているが、肝心のオーディオレコードが足を引っ張る形となった。
(全文は2010/9/22発行の「連合通信レコード速報」に掲載)