オリコンは17日、昨年12月28日から今年8月29日までの35週分の売上データをまとめ、2010年の年度累計売上として発表したが、その中でシングルCDの売上が5年ぶりに前年同期実績を上回り、音楽DVDの2桁伸長などもあって、年間ベースで音楽ソフトの前年超えの可能性が出てきたことを明らかにした。
これは、9月6日付(8月23日〜29日集計)の週間データによって、シングルの年度累積売上(12月28日〜8月29日)が対前年同期比で100・2%(推定売上金額340億87百万円、同数量2588万枚)と、06年1月2日付(05年12月19日〜12月15日)以来5年ぶりとなる前年同期超えを記録したもの。
同期間の売上TOP10をみると、1位の「Troublemaker」、2位の「Monster」と嵐が1・2位を独占。これに続いて、AKB48の「ポニーテールとシュシュ」と「ヘビーローテーション」が3位・4位、さらに嵐の「To be free」が5位、KAT―TUNの「Love yourself〜君が嫌いな君が好き〜」が6位、AKB48の「桜の栞」が7位、SMAP「This is love」8位、東方神起「BREAK OUT!」9位、坂本冬美「また君に恋してる/アジアの海賊」10位となっている。
(全文は2010/9/20発行の「連合通信レコード速報」に掲載)