日本レコード協会(RIAJ)は25日、東京地方裁判所がインターネットオークションで海賊版音楽DVDを販売していた男性2名に対し、それぞれ罰金80万円および罰金50万円の支払いを命ずる略式命令を下したことを明らかにした。
同事件は、協会の会員社であるソニー・ミュージックレコーズ、SMEレコーズ、エイベックス・エンタテインメントの3社が権利を有するビデオクリップを無断で複製した海賊版DVDを、東京・江戸川区在住の男性(43歳)および大阪市在住の男性(41歳)が、それぞれインターネットオークションを通じて販売していたもの。この男性二人は、会員社の通報を受けた警視庁生活経済課および品川警察署・池上警察署が今年7月12日に著作権及び著作隣接権侵害容疑で逮捕、直ちに送致されていたもので、東京地裁の判決が早期に下り、男性二人も罰金を支払ったことから、協会が公表したもの。
(全文は2010/8/27発行の「連合通信レコード速報」に掲載)