1981年に関東ローカルでフジテレビが放送、マンスリーゲストを迎えて4週にわたって、じっくりと歌ってもらおうという本格的な音楽番組だった「ザ・スター」が復活。BSフジにより「ザ・スター リバイバル」として10月19日から毎週土曜日21時〜21時55分の枠で放送することが決定した。
伝説のテレビ番組「ザ・スター」は、美空ひばりの芸能生活35周年を記念して、5週にわたる特別番組として放送されたのをきっかけに、梓みちよ、石川さゆり、五木ひろし、五輪真弓、伊東ゆかり、内山田洋とクールファイブ、北島三郎、小林旭、小柳ルミ子、西城秀樹、桜田淳子、野口五郎、森進一、森昌子、森山良子、八代亜紀など錚々たる当時のトップスターが出演した。
フジテレビの倉庫に眠っていた、その幻の映像が発見されたのを機に、32年の時を経て今回、装いも新たに甦らせたのが「ザ・スター リバイバル」。今もなお輝き続けるスター歌手を再び招き、当時の瑞々しくも懐かしい映像と共に、深みの増した今の歌声とトークを交えて放送。司会はトメさんの愛称で知られる福留功男。4年前に一線を退く覚悟をした彼が、テレビ黄金期を共に駆け抜けたスターにもう一度逢って、過去と現在を繋ぎたいと、こちらもリバイバル、彼にしかできないという話術で「スター」の生き様を引き出すという。
1回目(19日放送)のゲストは八代亜紀。当時の「なみだ恋」や「雨の慕情」から、外すことのできない「舟歌」や「FLY ME TO THE MOON」などのスタンダードナンバーまで映像やライブ歌唱を交えて放送。2回目の西城秀樹、3回目の五輪真弓、4回目の美空ひばりと加藤和也、5回目の小柳ルミ子、6回目の伊東かりなどが決まっている。