濃尾商会(廣江恒男社長)は6日、来年2月に創立80周年を迎えるテイチクエンタテインメントの5人を迎えた、「2013年秋・テイチク歌謡祭」を名古屋市中区の日本特殊陶業市民会館ビレッジホールで開催。大泉逸郎、上杉香緒里、小桜舞子、あさみちゆき、松原健之の5人がそれぞれのヒット曲や新曲、懐メロなど歌って名古屋のファンを楽しませた。
オープニングは5人が勢揃いして三波春夫さんのヒット曲「チャンチキおけさ」を歌って開幕。大泉が出演者を代表して「力を込めて歌いますので、テイチク同様よろしくお願いします」と挨拶。トップバッターとして登場した松原はデビュー曲「金沢望郷歌」や新曲「北の冬薔薇」を、次いであさみが「新橋二丁目七番地」と「木枯らし一号〜バラード編〜」を、小桜が「おんなの夜汽車」「なみだ川」を披露。松原とあさみは客席に降りて藤山一郎さんの「東京ラプソディ」なども歌った。さらに、上杉が「越後母慕情」と「嫁泣き岬」を歌い、トリで登場した大泉は「花笠音頭」に続いて大ヒット曲「孫」「人生横丁」を歌唱。最後は出演者全員が揃って「これから音頭」を合唱して幕を閉じた。
なお、テイチク主催による創立80周年記念歌謡祭(仮)は来年2月11日の創立記念日に都内で行われる。