コロムビアミュージックエンタテインメントは、創立100周年企画の1つとして、次の新たな100年にも残せる作品として、日本音楽の歴史を網羅した伝統音楽作品シリーズ「伝統音楽のすすめ」5作品(各税込3000円)を4日にリリースした。
日本の伝統音楽は幅広く、歴史も深い。「世界最古のオーケストラ」と言われる雅楽に始まり、時代とともに能楽、琵琶、地歌、筝曲、長唄、端唄.小唄、民謡、吟詠など、様々な楽器やスタイルで音楽が生まれ、今に引き継がれている。
同作品集は、元・国立音楽大学教授、竹内道敬氏の総合監修100年の歴史と伝統を誇る同社の豊富な音源から、人間国宝を初めとする、今では聴くことが出来ない名演奏者や貴重な共演等、SP原盤からの復元も含む伝統音楽全集で、解説も分かり易さを追究し、初心者には伝統音楽ガイドとしてのソフトにもなっている。
(全文は2010/8/18発行の「連合通信レコード速報」に掲載)