EMI Records Japan/EMI Jは3日、東京タワー大展望台のclub333で、今年11月に歌手デビューが決まった徳永ゆうき(本名・徳永優樹、18歳)の発表披露イベントを開催。同郷の漫才コンビ中川家の礼二や所属事務所のグラドルたちも応援に駆けつける中、デビュー作(タイトル等未定)をBEGINの比嘉栄昇が手がけることなどが発表された。
大阪市此花区で生まれ育ち、祖父と両親の影響で幼い頃から演歌を歌ってきたという徳永は、高校2年生の一昨年3月に行われたNHKのど自慢でチャンピオンとなり、昨年3月3日にNHKホールで開催された12年度チャンピオン大会で見事グランドチャンピオンとなり、女優ともさかりえや蒼井優らが所属するイトーカンパニーグループと契約。今年3月、地元の高校卒業と同時に上京し、4月から毎月1回、東京タワーの同ステージでマンスリーライブを行う中、EMI Jと契約し、11月に晴れてプロデビューが決まったもの。
その初披露となった3日のイベントでは、チャンピオン大会で歌った大川栄策の「はぐれ舟」をはじめ、同時刻にお別れの会が開かれていた田端義夫さんの「十九の春」、さらにBEGINの「三線の花」の3曲を歌唱。さらに、同じ鉄道マニアで同郷の中川家の礼二、事務所の先輩たち(大杉彩子、吹田早哉佳、西内ひろ、友城ちひろ)が激励に駆けつけ、徳永のデビュー決定を祝福した。
高校時代に柔道部のキャプテンを務めたという徳永は、彼らの激励を受けて、「目標にしているのは氷川きよしさんと北島三郎さん。老若男女に知っていただけるような歌手になりたい。自分のウリである明るさを大事にして、紅白を目指したいです」と目を輝かせていた。