今年4月1日付で一般社団法人となった日本音楽著作権協会(JASRAC)は12日、正会員の都倉俊一氏が会長選挙により新会長に就任したと発表。任期は10年8月12日から12年3月31日までとし、前会長の船村徹氏は今後、名誉会長としてJASRACを支えていくことになった。
今回の会長選挙は、一般社団法人化に伴う定款の変更により、正会員の30分の1以上の推薦を得た会員が立候補できることになり、唯一その資格を得た都倉氏が立候補し、無投票当選の形で新会長に就任したもの。
JASRACでは、この会長選挙を経て9月29日に臨時社員総会を開催し、新執行役員(理事・監事)を選任する予定。同総会では、21名以上30名以内の理事および4名以内の監事を選任すると共に、選任理事による臨時理事会が開かれ、新会長が推薦する学識経験者理事(職員等も含む)の承認、並びに理事長(代表理事)、常務理事等の新役員が決定する運び。この新執行部選出により、JASRACの新体制が発足する。
(全文は2010/8/13発行の「連合通信レコード速報」に掲載)