アミューズは25日、5月14日の決算取締役会で確定する平成24年度(24年4月1日〜25年3月31日)の通期連結業績予想について、次のように上方修正した。
まず、通期の営業収入(売上高)は、昨年7月30日に公表した通期予想の282億円から、26億71百万円増加(9・5%増)の308億71百万円に修正。営業利益は同じく前回発表の31億50百万円から9億42百万円増加(29・9%増)の40億92百万円とし、経常利益も前回の31億10百万円から11億35百万円増(36・5%増)の42億45百万円、当期純益は前回の19億円から5億80百万円増(30・5%増)の24億80百万円と大幅に上方修正した。
その理由については、24年度第3四半期連結累計期間(24年4月1日〜12月31日)の業績が、コンサートや舞台公演による収入が好調であったことや、それらに伴うグッズの販売なども含め、予想以上の推移を見せ、営業利益などの利益で、通期の連結業績予想値を超えた進捗になったと説明。最終四半期となる第4四半期(25年1月1日〜3月31日)においては、大型のコンサートツアーやイベントなどはなく、業績予想値に大きな変動はないものと当初予想していたが、主に新譜楽曲及び旧譜楽曲の販売及び印税収入が好調であったこと。加えて、営業外収益として為替差益の発生もあり、前述のように大幅な上方修正になったという。