日本レコード協会(RIAJ)は23日、協会加盟全社の集計による2013年3月度のレコード生産実績(メーカー出荷実績)をまとめ、次のように発表した。
まず3月度の月次実績(3月1日〜31日)は、オーディオレコードと音楽ビデオを合計した「音楽ソフト」の生産実績は、数量で前年同月比118%の2593万枚(単位未満四捨五入)、金額で同112%の290億円と、前年12月までの伸長が止まった今年1〜2月に比べると二桁の大幅伸長となった。この内訳は、オーディオレコードが数量で同125%の1917万枚、金額で同112%の199億円と、アルバムの伸長(数量136%・金額115%)によって前年同月実績を大きく上回り、音楽ビデオも数量で同102%の676万枚、金額で同112%の91億円を記録。単月でオーディオレコード、音楽ビデオおよび両者を合計した音楽ソフトの数量・金額とも全てが前年同月を上回ったのは、2012年11月以来、4ヵ月ぶりとなった。
これにより、1〜3月累計の第1四半期レコード生産実績は、オーディオレコードが数量で前年同期比101%の4674万枚、金額で同96%の469億円、音楽ビデオが数量で同93%の1524万枚、金額で同112%の202億円となり、音楽ソフトの13年第1四半期実績は、数量で同99%の6197万枚、金額で同100%の671億円となった。