"歴女"と呼ばれる歴史好きの若い女性の間で人気を博すイケメンユニット「おもてなし武将隊JAPAN」が21日の昼夜2回、国の重要文化財となっている"代々木能舞台"で「TOUR2013〜龍吟虎嘯」と題した初のアンプラグド公演を行った。
同公演は2月23・24日の高知市こうち旅広場からスタートし、3月16・17日の愛知県岡崎市・岡崎城二の丸能楽堂に続く3ヵ所目の公演。生歌、生演奏で見せるという初のアンプラグド公演で、チケットも即日完売。観客は昼夜2回合わせて約300人と少数ながら、プラチナチケットを手にした熱狂的なファンが詰めかけ、能の舞台を最大限に生かしたステージ構成で進行。おもてなし武将隊JAPAN(14名で構成)の面々は、現世に蘇った織田信長をはじめ、石田三成、井伊直政、坂本龍馬、前田慶次らの戦国武将や幕末の志士に扮し、それぞれのキャラクターを生かしたパフォーマンスを繰り広げながら、昨年3月のデビュー作「空」やCW曲「羽よ、魂となれ」(ベルウッドレコード発売)、未発表の新曲「花よ咲け!」「ヒカリ」などアンコールを含め全9曲をパフォーマンス。リーダーの織田信長は、ツアー4ヵ所目として8月に宮城・女川で公演を行う(詳細は未定)ことを発表。「やっと女川で公演できることになり、感慨深いものがある。我々の公演で被災地の皆さんを元気にしたい」と語った。