キングレコードのストラテジック・マーケティング本部は18日、4月17日発売のアルバム「RENEGADE(レネゲイド)」で日本デビューを果たしたフィンランド出身の女性ロック・シンガー、ジェシカ・ウルフの来日会見を行い、世界に先駆けて日本先行発売となった同アルバムのセールスポイントなど、自らアピールした。
ジェシカ・ウルフ(25歳)は、オペラやアリアを学びながらロックに転向したシンガー・ソングライターで、母国フィンランドでは女優やスタント・ウーマンとしても活躍。また、スネイクチャーマー(蛇使い)やカンフーの達人といった特技も持ち合わせた才色兼備の異色のアーティストでもある。
そのデビュー作となる今回のアルバムは、プロデューサーにブリトニー・スピアーズらを手がけるエリック・ガストを迎え、ヨーロッパのアーティストという一面やアメリカナイズされたポップな一面、そしてロックという三つの要素が融合されたクオリティーの高いポップでコマーシャルな楽曲を収録(ボーナストラック2曲を含む全12曲を収録)。自ら「本作は、いろんな色の枝が伸びている1本の木と考えていただければ。つまり、これは私の人生の様々な面を表している。1本の木なので根っこは同じですが、そこから色んな考えや意見が各曲にちりばめられている、そんな風にとらえていただければ」とアピールした。
今回の来日では、20日にSHIBUYA TSUTAYAでインストアイベントを行い、5月下旬に再来日。5月25日に新木場スタジオコーストで開かれるフィンランド・フェスタに出演し、翌26日にはタワーレコード川崎店でインストアイベントを行う。