日本コロムビアが2010年の創立100周年記念プロジェクトの一環として立ち上げ、準備を進めてきたカラオケ振興団体「コロムビア歌謡アカデミー」の創立記念パーティーが19日、東京・虎ノ門のホテルオークラ・アスコットホールで開かれ、最高顧問に就任した船村徹氏をはじめ講師に迎えた岡千秋、弦哲也、水森英夫ら売れっ子作家13名も顔を揃え、所属歌手の歌唱を含め盛大に同アカデミーの発足を祝った。
コロムビア歌謡アカデミーは、100年の伝統と豊富な音源やノウハウを結集して、「音楽文化、カラオケ文化の更なる普及・向上と、歌謡界の発展に寄与することを目的に設立したもので、船村先生をはじめ、大勢の顧問(講師)の力添えを得て、カラオケ愛好家の音楽ライフをより充実させていくために社を挙げて取り組む」(原康晴社長)と本格的に活動をスタートしたもの。
同アカデミーでは、元ビクターエンタテインメントの鈴木孝明氏を責任者とする事務局をコロムビア本社内に置き(直通電話03―6895―9620)、引き続き「講師会員」「一般会員」「法人会員」を募集。指導者のレベルアップ(指導法や音楽知識)やカラオケ愛好家の段位審査会やレコーディング体験会などを通したコミュニケーションの場の提供、各種イベントへの参加資格付与などを用意して、多様なニーズに応えていくという。
なお、同アカデミーの講師陣には現在までに伊藤薫、伊藤美子、伊戸のりお、大谷明裕、岡千秋、弦哲也、合田道人、榊薫人、杉本眞人、田尾将実、徳久広司、水森英夫、宮下健治(以上50音順)の13名が参加している。