フリーボードは2日、渕上雅代のメジャー第1弾「ようーそろ」(7月21日、作詞・たかたかし、作曲・徳久広司)のリリースを記念して、東京・外苑前の「ひごの屋」で業界紙懇親会を開催した。
渕上雅代は78年8月生まれ、愛知県北名古屋市の出身。02年に作詞家の坂口照幸氏と出会い、その後、歌手志望であることを坂口氏に伝え続けた。05年に坂口氏に弟子入りをするため上京、歌手としての本格的なレッスンに取り組んだ。08年にはインディーでデビュー。同時に、芝居としては実に25年ぶりとなる「都はるみ新春特別公演『好きになった人』〜恩師・市川昭介と都はるみ物語〜」(名古屋・中日劇場、東京・新宿コマ劇場、大阪・大阪松竹座でそれぞれ約1ヶ月間公演)で、「都はるみ役」として大抜擢され、注目される存在となった。
「ようーそろ」とは航海用語で、船を直進させることを意味する操舵号令。「宜しく候(よろしくそうろう)」が変化したもので、漢字では「宜候」と書き、海上自衛隊では、「了解、問題なし」の意味で復唱されているという。
フリーボード・勝間光和社長は、「この曲で真っ直ぐに伸びていただきたい」とエールを送り、渕上は「『ようーそろ』は勢いのある男歌。メジャー第1弾で1人でも多くの方に喜んでいただけるように、気合いを入れて頑張ります」と意欲的に語った。
(全文は2010/8/6発行の「連合通信レコード速報」に掲載)