ビクターエンタテインメントは4日、芸能生活周年の昨年11月16日に2009年度の文化庁長官表彰を受けた三沢あけみの新曲「女のしぐれ道」の披露を兼ねた発表会見を東京・丸の内のJVCケンウッド・ショールームで開催。三沢本人に加え、同楽曲を作曲したつんく♂と、つんく♂門下(つんく代表のTNX所属)の現役高校生歌手カレンも参加して、「これを機に、AKBならぬ"ENK48"が結成できるよう、女性演歌を盛り上げていきたい」と3人でこぶしを挙げた。
三沢の新曲「女のしぐれ道」は、丹まさと作詞、つんく作曲、伊豆のりお編曲。昨年の芸能生活50周年で「一区切りを終え、51年目に入る今年は音楽的にもさらに一歩、新しい世界に挑戦するため、つんく♂さんに曲を依頼した」もの。これを快諾したつんく♂も「最初は少し驚いたが、50年過ぎても輝き続ける三沢さんの新しい一面が出せるよう詞を何度も見直しながら作曲、自分でも会心の曲になった」という。この「女のしぐれ道」に、藤原良作詞、水森英夫作曲の「熱海妻」をカップリングして7月14日に発売。レコード店のほか、作詞の丹まさと氏が経営する富士そばチェーン全店でも同シングルを販売中だ。
(全文は2010/8/6発行の「連合通信レコード速報」に掲載)