音楽パッケージは前述の通り、14年ぶりに活況を呈しているが、携帯電話向けの音楽配信(着うた(R)等のFP配信)は2年連続の二桁減、それも3割近い大幅減少となっているが、違法配信と共にその大きな要因ともなっているスマートフォンに対応した定額制の映像配信ビジネスが急成長している。
これは、エイベックスが先ずドコモ携帯向けに提供を開始したBeeTV(月額315円)やコンテンツ見放題のVIDEOストア(同525円)の会員が合計で400万人を突破するなど、当初の目論みを上回るスピードで普及。
他陣営の同種のサービスも含め、音楽コンテンツの配信スタイルは今後大きく変わることになりそうだ。