恒例の三代目コロムビア・ローズ(日本コロムビア)のクリスマス・ディナーショーが22日、今年は所属の三井エージェンシーの池田輝郎、白川ゆう子とのジョイント・ディナーショーとして東京・浅草ビューホテルで開かれ、今年も大勢のファンと共に、12月26日で30歳となる三代目コロムビア・ローズのバースデーを祝った。
今年のクリスマス・ディナーショーは、第1部が池田輝郎(キングレコード)と白川ゆう子(日本クラウン)の歌謡ショー、第2部が三代目ローズのバースデーショーとして開かれたもので、2万3千円のチケット完売という満席の中、三人三様のオリジナルやスペシャルデュエット、楽器や舞踊などもまじえ、3時間にわたるクリスマスショーは最後まで盛り上がった。
この中で、プロとしてのキャリアは浅い(5年)ながらも最年長の池田輝郎は、佐々木新一・鏡五郎と組んだスペシャルユニット“佐田鏡五一郎”のことや、最新曲「伊万里の母」のエピソードも披露。田代ゆう子の名でデビュー(84年)、86年には須賀ゆう子に改名。今年3月、白川ゆう子の名前で再デビューした白川も、クラウンで最もカラオケで歌われているという、新曲「置き手紙」などで会場を魅了。26日の誕生日を前にバースデーケーキを贈られた三代目ローズは、第1部で池田輝郎の歌に合わせて日本舞踊を踊ったり、1年ぶりのギター弾き語り、新曲「深川ブルース」や、走裕介とのデュエット(ローズと裕介)でリリースしたばかり(11月21日発売)の「5分5秒の二人」を池田輝郎と歌ったりと、クリスマスディナーショーならではのサービスぶりで会場を沸かせた。