ワーナーミュージック・ジャパン(WMJ)のYOSHIKIが作曲・プロデュースし、「第69回ゴールデン・グローブ賞」(今年1月15日、米ロサンゼルスで開催)での演奏で世界を感動させた、同賞のオフィシャル・テーマ曲「ゴールデングローブのテーマ」が、来年1月16日にWMJより世界111ヶ国に配信される。
授賞式の模様がYouTube等で驚異的な再生回数を記録し、発売を望む声が世界的に高まっていた同曲を各社争奪戦の末WMJが獲得した。
「ゴールデン・グローブ賞」は、毎年1月に米ロサンゼルスで授賞式が開催され、劇場映画・テレビ作品の両方を讃える賞として、44年にスタート。世界160ヶ国以上で放送され、視聴者は2億5000万人に上る。正式なテーマ曲が制作されたのは同賞の長い歴史のなかで初めて。
ロサンゼルスを拠点に活躍するYOSHIKIは、99年に「天皇陛下御即位十年をお祝いする国民祭典」でピアノ・コンチェルトを作曲して演奏したことや、愛知万博のテーマソングを手掛けた功績などが認められ、同賞を主催するハリウッド外国人映画記者協会から白羽の矢が立った。
YOSHIKIは「テーマ曲のキーワードは、ハリウッド。実は、最初に作った曲は、少しきれい過ぎるとの指摘を受けた。そのため、関係者の方々に色々と話しを伺い、試行錯誤の上、このテーマ曲が完成した。大変な自信作。今年1月の授賞式会場では、自分の曲が流れる度に緊張したが、来年は少しリラックスしてお酒が飲めると思う」とコメントを寄せた。
なお、これまで「X JAPAN」としての楽曲配信はあるが、YOSHIKI名義の楽曲がiTunes Storeで配信されるのは今回が初めてとなる。