日本コロムビアは、今年7月26日に発売を開始したニンテンドー3DS用ソフト「こびとづかん こびと観察セット」の出荷総数が20万本を突破したことから、改めて年度内(3月末)に25万本を超えることに目標を定め、広告や店頭販促を強化するなど追撃態勢を固めた。
この「こびとづかん〜」は、インパクトのあるキャラクターと、どこかノスタルジックな世界観が子供から大人まで幅広く受け入れられてベストセラーとなった、なばたとしたか作・長崎出版刊の絵本「こびとづかん」シリーズを原作として、初めてゲーム化されたニンテンドー3DS用のゲームソフト。リアリティ豊かに描かれた田園風景の中で、不思議な生態を見せるコビトたちを「探して」「捕まえて」「観察して」「写真に残す」といった体験ができるほか、プレイヤー自身や家族、友人の顔をしたコビトを観察できたり、コビトと一緒の写真を写せるなど、バラエティ豊かな遊びが、ニンテンドー3DSならではの立体画像で楽しめるゲームソフトになっている。
このゲームソフトが発売から約5ヵ月で20万本を突破したもので、ユーザーから「いろんな種類のコビトを観察したり、捕まえたりするのが、とっても面白い」(12歳女子)とか「絵がすごくリアル!生き物などのことが書いてあって勉強になる。観察が可能で楽しい!」(10歳男子)、さらには「子どもと一緒に遊べて楽しい」(39歳女性)といった声が多数寄せられている。
コロムビアでは、「絵本やDVDでその魅力に触れられた多くの方々が、ゲームソフトだからこそ実現できた“こびととのインタラクティブなコミュニケーション”に興味や関心を持って頂けたことがヒットの最大の要因」と説明。年末始商戦に向けて、更に拡販態勢を強化していくという。