ワーナーミュージック・ジャパン(WMJ)がグリーン・デイの新作アルバム「トレ!」(12月12日)のプロモーションの一環として企画した、タワーレコード渋谷店のインストア・イベントに、お笑いコンビのバイきんぐが13日、グリーン・デイの代役・宣伝応援団長として登場した。
グリーン・デイは現在、ヴォーカリストのビリー・ジョーがリハビリのため活動休止中のため、プロモーション活動がままならない中、キングオブコント2012のチャンピオンに輝いたバイきんぐの小峠英二が彼らの大ファンであることを耳にしたWMJの担当者が、宣伝応援団長就任を打診したところ、「グリーン・デイのファンだった僕が少しでもバンドの役に立てるなら、最高に幸せ」と快諾を得た。
バイきんぐはグリーン・デイ・ファン50人を前に披露したグリーン・デイをテーマにしたコントとトークで大きな笑いを取り、メンバーの西村瑞樹はグリーン・デイの「アメリカン・イディオット」のギターリフ演奏でギターの腕前を見せつけ、小峠英二は「アルバム『ドゥーキー』からの大ファン。サマーソニックはアリーナが満杯だったのでスタンドから見た。『バスケット・ケース』のイントロを聴いたときは本当に興奮した」とグリーン・デイへの想いを熱く語った。
一方、全米/全英No.1など、フランク・シナトラが66年に放った世界的大ヒット曲「夜のストレンジャー」(10年4月7日発売「シナトラ、ザ・ベスト!」に収録)がトヨタクラウンのCMソングに起用され話題になっている。WMJは「同曲は67年のグラミー賞でレコード・オブ・ジ・イヤーを含む3部門を受賞した、名曲中の名曲。また、クラウンがデビューしたのは55年。時代を超えて愛されてきた魅力ある楽曲と車が、時代を超えたCMシリーズで出逢ったことで『Reborn』した」とマッチングの妙を解説している。