14歳の現役最年少演歌歌手さくらまや(日本クラウン)が過日、出身地の北海道帯広市にある帯広市民文化ホールで、デビュー5周年記念コンサートを開催した。同所は、デビュー直後の09年1月11日にデビュー記念リサイタルを開催した思い出の場所。
ステージでさくらは、挨拶代わりにデビュー曲「大漁まつり」を歌唱後、尊敬する美空ひばりのカバーや、最新カバーアルバム「まや☆カラ」(12月5日)収録曲の松田聖子の「赤いスイートピー」などを披露。姉の真由もバイオリン奏者として登場し「ふるさと」などを披露した。
さらに、クラウンの大先輩・山田太郎もお祝いに駆けつけ、山田が作曲した「私からあなたへ」をデュエットしてファンを喜ばせた。最後にさくらは「デビューの時は小さかったので緊張はしませんでしたが、今日はお姉ちゃんと2人で歌うまではとても緊張していました」と会場を和ませ、「今日のコンサートは支えて頂いているスタッフや後援会の皆さんのお力添えで実現しました。皆さんへの恩返しもしたいので、またこの場所でコンサートが出来るように頑張ります」と、感謝の気持ちと抱負を話した。
また、同社の三山ひろしが、東京・浅草のヨーロー堂で、新曲「男のうそ」(11月7日)のキャンペーンを行い、新曲や前作「女にうまれて」など全5曲を熱唱、160人のファンと握手会や写真撮影会など行い交流を深めた。
「男のうそ」は、オリコン演歌・歌謡チャート11月19日付で初登場1位後も12月3日付で第1位に返り咲き、好調を持続。1月8日にはNHK歌謡コンサート、13日には、NHK―BS「日本のうた」で同曲を歌唱する。
三山は「ヒットの手応えを感じている。来年は、三山ひろしの年だったと言われるように頑張る」と力強く話した。