MPA(一般社団法人日本音楽出版社協会)は12日、東京・溜池のANAインターコンチネンタルホテル東京で、毎年恒例のMPA忘年パーティーを開催。8百名近い会員や業界関係者が参加する中、昨年度から新たな基準で選考を行っている「MPA賞」各賞の表彰を行った。
パーティーでは冒頭、谷口元会長をはじめとするMPA役員の紹介に続いて、秋の褒章で藍綬褒章を受章したMPA元会長で現・特別顧問の渡邊美佐渡辺音楽出版代表取締役会長に花束を贈呈。菅原JASRAC理事長の乾杯の発声に続いて、MPA賞各賞の表彰に移った。
MPA賞各賞のうち、公表から10年以上を経過している邦楽作品のうち、11年12月分配から12年9月分配までの1年間で、JASRACが最も多く放送使用料を分配した作品を管理する音楽出版社に贈られる楽曲表彰の「スタンダードソング賞」にはコロムビアソングス株式会社が管理する「東京ブギブギ」が選ばれた。また、11年4月以降に発売された邦楽作品のうち、同じく12月分配〜9月分配の1年間で最も多く使用料を分配した作品を管理する出版社に贈られる「ヒットソング賞」には、株式会社AKS管理の「Everyday、カチューシャ」が選ばれ、それぞれ代表者が表彰を受けた。
(全文は2012/12/14発行の「連合通信レコード速報」に掲載)