主要テレビ局や映画会社などの企業、日本レコード協会(RIAJ)などの権利者団体が組織(総会員数22)し、経済産業省や総務省の支援を得て2006年より活動を開始したコンテンツ・ポータルサイト運営協議会(会長・北川直樹RIAJ会長)はこのほど、非営利で運営しているポータルサイト「JAPACON(ジャパコン)」を全面リニューアルすると共に、facebookページもオープンし、新たな情報発信を開始した。
この「JAPACON」は、日本が世界に誇るテレビ番組や映画・アニメ・音楽などの良質なコンテンツを海外にプロモーションし、新たなビジネスチャンスを生み出すための架橋として年よりスタートしたポータルサイトで、今回これを次のように全面リニューアルすると共に、新たにfacebookページも開設。海外のバイヤーがワンストップで日本のコンテンツに関する最新情報を入手する仕組みを実現。その日本コンテンツの象徴として、ポータルサイトや活動の趣旨を世界中の人がひと目でイメージできるよう「POP&CUTE」をテーマにロゴを一新、イメージキャラクターの“MAI(マイ)”も誕生した。
今回のリニューアルでは、協議会が独自開発したコンテンツ・マネジメント・システム(CMS)を活用。会員や提供協力者の許諾を得た上で各社の公式サイトに掲載された画像、テキスト、YouTube、facebook、Twitter等を統合管理することで、日本コンテンツの最新情報を迅速かつ整理して発信。また、PCやタブレットに加え、スマートフォン専用サイトを提供することにより、いつでもどこでも海外販売向けTV番組・アニメ・映画情報等のデータベース検索ができるようになったという。なお、同サイトへの登録(情報提供)は会員事業者に限らず、あらゆるコンテンツ関連事業者を対象とし、広く協力を呼びかけていくという。