フリーボード(FB)は、平浩二のブギウギ調でコミカルフィーリングたっぷりの「わたしゃ百歳(ひゃく)まで恋をする」を12月12日にリリースする。
平浩二は長崎県佐世保市出身、70年3月に「博多ブルース」(テイチク)でデビュー。同年10月に「女の意地」をリリースし、同名の日活映画出演も果たした。5作目の「バス・ストップ」(72年9月)が現在でも多くのカラオケファンに歌われる大ヒットとなり、「夜明け前」「名前は暁子」「冬の駅」と連続してヒットを飛ばした。その後、ワーナー・パイオニアを経て、05年に現在のFBへ移籍。その間、82年に「バス・ストップ」が明治チョコレートのCMソングとして再発売され、00年には芸能生活30周年記念の初舞台「恋ひとひら」に出演した。また、05年10月からは、現在も続く長寿ラジオ番組「マイハートフルソング」(KBS京都ほか10局ネット)のパーソナリティーを務めている。
「わたしゃ百歳まで〜」は、「日本の熟年女性は、“韓流”を愛し、お茶して旅して、それなりに楽しんではいるが地味すぎる。欧米を見習って、生涯“女性”として人生を謳歌すべきである」という、熟年女性を代弁して熟年女性に捧げるメッセージソング。正統派歌謡曲を歌ってきた平浩二にとってコミックソングは初めて。
平浩二は「今は暗い時代。明るい歌を歌いたいと思っていた。冒険かも知れないがチャレンジしたい。(これまでの曲のプロモーションとは違った手法で)ショッピングモールや健康センターなど、熟年女性の集まる場所で全国キャンペーンを積極的に展開したい」と決意を表明し、「でも、皆さん、ビックリすると思うので最初に曲の“中身”の説明をしっかりしなければ」と続け、いたずらっぽく微笑む。さらに「お一人、お一人の受け止めかたがどのようなものかが楽しみ。今後のトークや歌い方、表現方法についての指針にしたい」とベテランならではの味も見せた。リリース日の12月12日、毎年恒例の東京プリンスホテルでのディナーショーで同曲を初披露する。