USENは6日、“今年1年間日本全国の街に流れ、人々から愛され、流行したヒット曲ランキング”として、USEN音楽放送の全国63万店舗・事業所におけるオンエア実績やリスナーからのリクエストを基に独自に集計した「2012 USEN年間ランキング」を発表、東京・青山の本社で総合ランキング表彰式を行った。
「J―POP」1位はシェネル「ビリーヴ」。6月20日〜現在まで24週連続チャートイン、?1を7月と8月に4度達成、5位以内は今年度最多タイとなる9回を記録。また、「ストーリー」と「ベイビー・アイラブユー」、「ビリーヴ」と「タッチ(クロース・トゥ・ユー)」がそれぞれJ―POPと洋楽の同時ランクイン(合計15週)を記録し、洋邦2部門を同時に賑わした史上初の海外アーティストとなった。出席したシェネルは「受賞はビックリ、とても嬉しい。有線放送は素晴らしいメディア、世界に広まってほしい」と感激を露わにし、EMIミュージック・ジャパンの行方均代表取締役会長も「洋楽をユーザーに伝えることが難しくなっている中、新しい手法でトライした。(洋楽アーティストのシェネルの)邦楽No.1は望外の結果」と手応えを語った。同部門は、家入レオ「Shine」、JUJU「ありがとう」と続いた。
「洋楽」1位はワン・ダイレクション「ホワット・メイクス・ユー・ビューティフル」(ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル=SMJI)。ワン・ダイレクションのYouTube総再生回数は4億回、Twitterフォロワーは2300万人を突破、欧米では数十万規模のツアーチケットが即日完売と世界中で大旋風を巻き起こしている。同曲は6月13日〜10月17日まで18週連続チャートインした。受賞にあたり石橋正SMJI代表取締役は「日本でのブレイクまだこれから。来年1月のプロモ来日で最大限に爆発させたい」と来年勝負を明言した。同部門は、ファン.の「伝説のヤングマン〜ワイー・アー・ヤング〜」、アレクサンドラ・スタン「ミスター・サクソビート〜恋の大作戦〜」と続いた。