EMIミュージック・ジャパン(EMI)は「BOOWY SINGLE COMPLETE」を13年2月27日にリリースする。同作品はBOOWYのシングル作品全7タイトルを、オリジナルジャケットの12cm紙ジャケ仕様で復刻し、高音質ブルー・スペックCD2で7枚組にボックス化した限定生産盤。85年に刊行された「BOOWY IMAGE DICTIONARY」縮刷復刻ブック(約70ページ予定)も封入する。
また、13年1月23日に初のベストアルバム「18」をリリースする吉井和哉のドキュメンタリー映像で、初の映画プログラム「YOSHII CINEMAS」が1月11日より全国映画館で上映されることが決定した。同映画は、吉井和哉が01年1月8日のTHE YELLOW MONKEY活動休止以降、精力的にキャリアを積み重ねてきた彼のソロ活動の軌跡を山本透監督が編集し、新たに撮り下ろしの映像を加えたもの。
一方、小南泰葉が、この2年間の様々な葛藤、求めている希望を5つの曲として収めたミニアルバム「121212」(12月12日)と連動した東阪名ツアー“コペルニクス的転回”を行う。「121212」のジャケットで小南が逆さに配しているため「物事の見方が180度ひっくり返る」という意味でツアータイトルが決まった。前回の6月ツアー同様、全回場完売が期待されている。10年12月12日に大切な友人を失い「12月12日」という曲を書きあげてから2年。友人の誕生日の12月12日に新作をリリースする小南は、まさに友人との別れの時、世間や人生に対する価値観がそれまでとは逆転してしまったという。その後は他者との価値観の相違を感じ「価値自体が絶対的なものでない」というテーマと共に歩み、ツアーでも「普通、こうあるべきものが、実はそうではないという、価値観の転回」で構成演出する。また今年8月に自作藁人形1000体を完売した、達成記念の人形お焚きあげを来春、寺院で行うが、ツアー会場に藁人形を持参すれば後日一緒にお焚きあげてもらえるという、“奉納ツアー”にもするという。