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ジャズに続いて昭和調フォーク曲に挑戦=コロムビア、八代亜紀「追憶の面影橋」
投稿日時: 12/05

初のジャズアルバム「夜のアルバム」(UM、12年10月10日)が好調に推移し、演歌の女王としてだけでなく幅広い活動を続ける日本コロムビアの八代亜紀が今度はフォークソングに挑戦、3日に開かれた新曲「追憶の面影橋」(12月5日)の発売記念イベント「トーク&ミニライブ in 早稲田」(早稲田奉仕園 スコットホール)で、早稲田大学グリークラブとコラボレーションも披露した。

「追憶の面影橋」は、喜多條忠の代表作のひとつ「神田川」の“平成版”ともいえる、昭和の早稲田界隈の風景を描いたフォークソング調の楽曲。
同イベントは、早稲田が八代亜紀がデビュー前のクラブ歌手時代に3年あまり住んでいた想い出の地であり、同曲の作曲者・鈴木淳(78)と作詩者・喜多條忠(65)がともに早稲田大学出身で、鈴木が早稲田大学グリークラブ(創立105年)のOBであるということから実現した。

イベントは、八代、鈴木、喜多條のトークショーでスタート。八代は「こんな素敵な場所に呼んで頂いて嬉しい。“面影橋”を学生さんが通っていたのだなと10代を思い出した。風景はずいぶん変わっても、チンチン電車は変わってない」と挨拶すると、グリークラブが鈴木淳作曲の八代の楽曲「友」をお返しに歌唱。その後、八代が「追憶の面影橋」を披露し、最後にグリークラブが「神田川」をアカペラでコラボした。

八代は「(同曲を)歌っていて、儚げな女性が浮かんでくる。純粋な女性像。男性は『いい女だな』と思うはず」と微笑み、「今年はジャズもフォークも発信できた。いい歌を歌えて幸せ。来年に向けて2本立てでスタートする。八代、バリバリやる。ジャンルは関係ない。ロックもOK。いい歌、いい音楽ならどんどんやりたい」と、挑戦する姿勢を新たにした。






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