日本オーディオ協会(校條亮治会長)は、トーマス・エジソンがフォノグラフを発明した1877年12月6日にちなみ、94年に日本レコード協会や日本音楽スタジオ協会等と協調して制定した「音の日」の12月6日、東京・港区のアジュール竹芝で、例年行っている「音の匠」顕彰式やプロ音楽録音賞の授賞式に加え、協会60周年記念式典やCD30周年記念講演などの記念行事を行う。
この「音の日」イベントでは、まず午後3時からアジュール竹芝階の「飛鳥の間」において、協会創立60周年記念式典を開催。オーディオ・ヴィジュアル関連の技術開発と実用化や標準化、オーディオ文化振興の業績により、産業の発展と生活文化の向上に貢献した関係者を表彰する。
また、4時からは恒例の「音の匠」顕彰式を開き、東大の高齢社会総合研究機構・特任研究員の伊福部達氏を「音の匠」として表彰。併せて、金沢蓄音器館の八日市屋典之館長を「音の匠特別功労賞」として顕彰。6時からは同会場で「音の日のつどい」パーティーを開催。60周年記念式典を前に、CD30周年記念講演が30分間にわたって行われるほか、今年で19回目となる「プロ音楽録音賞」の表彰式が、「音の匠」顕彰式とは別に、天平の間において午後3時30分から2時間にわたって行われる。