ワーナーミュージック・ジャパン(WMJ)は、「風に吹かれて」「パフ」「天使のハンマー」「500マイルもはなれて」などのヒットで世界的人気を誇るフォーク・トリオ、ピーター、ポール&マリーが67年に行った日本ツアーの2枚組CD「ピーター、ポール&マリー・ライヴ・イン・ジャパン 1967」を12月21日に発売する。
元々このライヴの模様は67年5月、LPレコード「ピーター、ポール&マリー・イン・ジャパン」として日本のみでリリースされたが長年CD化がされず、ようやく今年9月デビュー50周年を記念して発売された60年代のオリジナル・アルバム紙ジャケットCD全11枚の1枚としてCD化された。そのリリース作業の過程で「イン・ジャパン」用に録音されながら収録されなかった曲が多数入ったテープがアメリカ、ワーナーブラザーズの倉庫で発見され、「時代は変る」「花はどこへ行った」「虹と共に消えた恋」など日本でも人気の代表曲が含まれており、“大好きな日本のファンのために”と、未発表曲多数収録の同CDの発売が決定した。
一方、レッド・ツェッペリンの「祭典の日(奇跡のライヴ)」の発売を記念する「爆音上映会&特別イベント〜一夜限りの奇跡の祭典〜』が20日夜、下北沢で開催された。
「祭典の日(奇跡のライヴ)」の前半のハイライトが放映された後、カバー・バンドM JIMMYがツェッペリンの代表曲5曲を披露。続いて、ツェッペリンTシャツを着用した特別ゲスト「スギちゃん」が登場、軽快なトークで会場を盛り上げ、さらに日本ロック界のカリスマ内田裕也が登場。ツェッペリンが来日した71年と72年に一緒にツアーを廻った思い出話や、先月六本木でのプレミア試写会で41年ぶりに再会したジミー・ペイジとのエピソードを披露。スギちゃんの持参した、赤ワインで「祭典の日(奇跡のライヴ)」に乾杯を行い、最後にM JIMMYとスギちゃんで、ツェッペリンの「ロックン・ロール」をパフォーマンスした。