日本コロムビアの筆頭株主である株式会社フェイス(代表取締役社長・平澤創)は20日、東京・南青山の東京オフィスで2013年3月期第2四半期決算(12年度中間期=12年4月1日〜9月30日)説明会を開き、当期の連結業績や今期中にも本格化するモバイル動画アプリ「FaRaoTV(ファラオTV)」の事業計画等についても発表した。
当中間期の連結業績は、昨年7月(前期)に売却した連結子会社株式会社ウェヴマネーの売上(前年同期実績257億円余)がなくなったことと、主力事業であるコンテンツ事業で着メロ事業の減収、家電エコポイントの交換申請期限の到来に伴うポイント事業の減収などもあって、売上高は前年同期を88・5%も下回る34億13百万円にとどまった。この大幅減収により、営業利益も同48%減の5億69百万円、経常利益は同50・7%減の5億69百万円、四半期(中間期)純利益は同91・7%減の5億9百万円と、減収減益決算となったが、それでも5億円強の利益を確保。配当も、前期同様、中間期50円、期末50円(予想)の年間100円の配当を予定している。
(全文は2012/11/23発行の「連合通信レコード速報」に掲載)