アミューズは20日、本社で平成25年3月期第2四半期決算説明会を開き、当期の実績等について、畠中達郎社長、齊藤泰幸専務、宮腰俊男執行役員管理部長が発表した。
各セグメント別の概況及び実績は、「アーティストマネージメント事業」は、イベント収入で地球ゴージャス、TEAM NACS等の舞台公演や、ポルノグラフィティ、Perfume、flumpool等のコンサートツアーは好調だったが、前年同期に比べ大型のコンサートツアーがなく減収。ファンクラブ・商品売上収入はライブエンターテインメント活動の会場及び通販のグッズ販売や福山雅治ライブDVDの販売が好調だったこと等により増収。出演収入・CM収入は三浦春馬、佐藤健、吉高由里子等若手アーティストを中心とするCM出演が堅調に推移。印税収入(新譜)は前年同期に比べ大型作品が少なく減収となり、営業収入は115億25百万円(前年同期比7・2%減)、営業利益は20億90百万円(同13・1%増)と減収増益となった。「メディアビジュアル事業」は、洋画「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」、吉高由里子出演「カイジ2〜人生奪回ゲーム〜」、大泉洋主演「しあわせのパン」、佐藤健主演舞台「ロミオ&ジュリエット」等の作品が堅調だったが、前年同期に比べヒット作品が少なかったため若干の減収。番組制作収入は、制作本数の減少等により減収。映画制作収入は「僕等がいた」「しあわせのパン」等の配給収入があったが減収となり、営業収入は25億18百万円(同7・4%減)、営業利益は74百万(同5・2%減)となった。「コンテンツ事業」は音楽・映像でサザンオールスターズ、福山雅治、BEGIN、ポルノグラフィティ、Perfume等による旧譜楽曲の販売及び旧譜楽曲の二次使用による印税収入が堅調に推移したが、著作権印税や貸与報酬の減少等により、営業収入が9億01百万円(同20・3%減)、営業利益2億29百万円(同12・6%減)の減収減益となった。
なお、中間期(24年4月1日〜9月30日)の連結業績は、既報(本紙11月14日付)の通り、営業収入が149億46百万円(前年同期比8・1%減)、営業利益が11億78百万円(同21・6%増)の減収増益であった。