今年4月30日に創立70周年を迎えた日本レコード協会がその70周年記念事業の一環として、1月5日の新年賀詞交歓会の席で特別功労者の表彰を行うなど、日頃から様々な人道支援活動に取り組んでいる杉良太郎に、またひとつ新たな勲章が贈られた。
贈られたのは、アフリカ・ガボンのアルベルト・シュバイツァー病院を支援する目的で28年前に設立され、人道的支援を行う団体として活動する日本アルベルト・シュバイツァー協会(日本代表・横山善幸)が顕彰する「アルベルト・シュバイツァー章」。19日午後に横浜ロイヤルパークホテルで開かれた授与式で、横山代表より表彰を受けた。
同章はこれまで、日本人では山東昭子元参議院副議長、河野洋平元衆議院議長、安倍晋
三自民党総裁、下村博文衆議院前議員、玉井義臣あしなが育英会会長などが受章。芸能人では杉良太郎が初の受章となった。
受章理由は「日本文化発展への貢献と共に長年に亘って続けてきた刑務所慰問・受刑者矯正教育指導により、民間人として初の法務省特別矯正監の重責を担っている。また、ユネスコ親善大使兼特使など幾つもの要職を歴任。さらに日本とベトナム両国の特別大使を務め、ベトナム孤児61人の里親になるなど、国内外の人道支援活動の功績が顕著と認められた」からという。
(全文は2012/11/23発行の「連合通信レコード速報」に掲載)