ワーナーミュージック・ジャパン(WMJ)は、レッド・ツェッペリンが07年12月にロンドンのO2アリーナで行った、一夜限りの再結成コンサートの模様を収録した作品「祭典の日(奇跡のライヴ)」のデジタル配信商品を、パッケージと同日の21日にリリースした。配信形態はPC、スマートフォン、フィーチャーフォン、「高音質配信」など(オーディオ・アルバム収録曲はCDと同内容)。
一方、鉄拳が制作を担当した、馬場俊英「弱い虫」のMVが、YouTubeで1週間の再生回数が150万回を突破し、異例の早さで日本のYouTube音楽チャート1位を記録(16日時点で約178万回)した。同MVは、深刻な社会問題としてクローズアップされている冤罪(誤認逮捕)やいじめを問題提起する内容。ハッピーエンドとは言い切れない不条理でリアリティのある結末に、YouTubeのコメント欄には1800件を超える、歌詞の内容やストーリーの解釈について賛否両論の書き込みが飛び交っているため、WMJは急遽、歌詞付きバージョンの公開を開始。歌詞をより深く理解してもらうため、馬場俊英本人のメッセージもエンディングに追加し、諸外国からの要望を受け、英語・中国語・韓国語でも同時公開した。
また、山下達郎の「クリスマス・イブ」(英語版も)、「クリスマス・イブ(OPUS)」、及び竹内まりやの「すてきなホリディ」「今夜はHearty Party」「クリスマスは一緒に」「Winter Lovers」の配信が12月25日までの期間限定で始まった。
WMJではさらに、きゃりーぱみゅぱみゅの「もしもし原宿」(11年8月17日)から、「ぱみゅぱみゅレボリューション」(12年5月23日)までの4作品の「初回限定フォトブック仕様」を再プレスしたBOX版「ぱみゅぱみゅエボリューション(大人たちの味方BOX)」を12月19日、年始までの期間限定で発売することを決定した。購入者には、冬をテーマにした「きゃりーウィンターポストカード」が付いてくる。