サラ・ブライトマンが7日、東京・港区のコンラッド東京で、日本先行発売となる4年振りの新作アルバム「ドリームチェイサー(夢追人)」(13年1月16日)や、来年の世界ツアー、宇宙飛行について抱負を語った。
サラ・ブライトマンは、全世界トータルセールスが3000万枚を超える世界的ソプラノ歌手。先月、ロシア連邦宇宙局から宇宙飛行のトレーニング開始を認められ、近い将来国際宇宙ステーションに向かうことを発表した。
彼女の登場に先立ち、宇宙飛行のトレーニング風景を撮影したスペシャル映像「モスクワ・シズル・リール」とアルバムからの1stシングル「エンジェル」MVの上映、アルバム収録3曲の公開試聴が行われた。
ブライトマンは新作について「私はドリーマー(夢想家)ではなく、ドリームチェイサー(夢追人)。私の人生の新たな地平線となるこの大切な時期に作られた楽曲、宇宙への想いが詰まっています。今回の宇宙体験は間違いなく音楽にも反映されています。ファンのみなさんがこの新しいアルバムを楽しんでいただけること、そして私とこの旅を続けて下さることを願っています」と抱負を語った。
彼女は数年先までの予定を公にした。まず、来年1月29日のカナダオンタリオ州ハミルトンから始まる北米ツアーを皮切りに、1年をかけて「ドリームチェイサー(夢追人)」を携えて5大陸100公演以上という自身最大規模のワールドツアー(来日公演も予定)を実施。その後(14年)は、ロシアで半年に及ぶ宇宙旅行に向けての訓練を経て、国際宇宙ステーションへの軌道宇宙飛行ミッション(プロのミュージシャンとして初めて歌を届ける予定)の実施、更にその先には壮大な公演“SPACE TO PLACE”をユネスコ世界遺産、生物圏保護区、ジオパークなどで行うという。