徳間ジャパンコミュニケーションズと長良プロダクションは、今年4月4日発売の最新シングル「ひとり長良川」がロングヒットを続け、同シングルで9作連続のTOP10入りの記録を更新中の水森かおりの「ひとり長良川」カラオケ東京大会を開催。会場(ヤクルトホール)を埋めたファンと共に、今年出場となれば10年連続となるNHK紅白歌合戦に最後のアピールを行った。
同大会には全国から2000通を超える応募があり、去る10月22日の歌の舞台ともなった岐阜大会に続いて今回、テープ審査を勝ち抜いた24名(1名欠席)が出場して東京大会が行われた。出場者はそれぞれ凝った衣装で思い思いの「ひとり長良川」を歌唱。作詞の伊藤薫氏、作曲の弦哲也氏(審査委員長)らの審査の結果、「今年亡くなった妻のことを思い浮かべながら毎日歌ってきた」という65歳の中嶋正光さんが優勝し、水森から表彰を受けた。
その審査の合い間に水森は、出場者に負けじと「この日のために、レースもパールも大きなリボンも付けて特別にゴージャスに誂えた」という白いドレスで登場。「ひとり長良川」をはじめ、8月に新装発売された同シングルのカップリング曲「白川郷」や、紅白初出場曲となった「鳥取砂丘」など歌い、最後にもう一度、会場のファンと「ひとり長良川」をフルコーラスで合唱。日本有線大賞や日本作詩大賞の候補曲にノミネートされた同曲で、「皆さんの応援を背に受けながら、今年も暮れの大舞台に立ちたいです」と語った。