第13回エンタテインメント パッケージアワード(epa。主催=epa実行委員会)の募集要項が決定した。
epaは、エンタテインメント業界のパッケージ・デザインの次代を担うクリエイターを発掘・育成することを目的とし、00年にスタートした。全国のアート系学校(高校、専門学校、大学)からの応募数は年を追うごとに増えており(昨年は1960点)、中には授業の一環として取り組んでいる学校もある。
昨年度の大賞受賞作品(城尾裕介氏=桑沢デザイン研究所ヴィジュアルデザイン専攻3年)は、ビクターエンタテインメントのCD「Feel the Earth」(5月)のジャケットに採用され、同時に準大賞(2点)、審査員賞(5点)、優秀賞(10点)、入賞(30点)の各作品がCDブックレット「Feel the Earth Gallery Book」に紹介されるなど、epaは、若い才能が広く世に飛翔するための一助となっている。
今回の募集テーマは「Smile with Kids」。ビクターEのベビー&キッズファミリー向け専門レーベル、HiHiRecords(ハイハイレコード)が、初めて子ども向けCDジャケット募集を行う。募集期間は12月1日〜13年1月10日。応募コースはグラフィックデザインとプロダクトデザインの2部門。審査員は信藤三雄審査委員長(株式会社信藤三雄事務所代表取締役社長)のほか、垂石克哉(オリコン・リサーチ株式会社取締役)、平井映子(ビクターE ハイハイレコード担当ディレクター)、谷口純弘(FM802 digmeout プロデューサー)、萩原克治(東洋化成株式会社代表取締役社長)、浅野健(株式会社金羊社 代表取締役社長)の各氏が務める。