日本クラウンは29日、09年のデビュー作「人恋酒場」から昨年11月の「女に生まれて」まで4作連続でスマッシュヒットを続ける三山ひろしの新曲「男のうそ」発表と「女に生まれて」ヒット御礼を兼ねた謝恩会を、彼の育ての親でもある作曲家・中村典正氏と松前ひろ子(徳間ジャパン)夫妻が経営するライブレストラン青山で開催。「当社(クラウン)の新しい屋台骨に」(佐藤智則社長)と期待を寄せる三山の更なる成長に業界関係者の協力を求めた。
数々のアマチュアコンテストやオーディションで優秀な成績を収めた三山は7年前に上京。同レストランで働きながら中村典正氏の下で修行を積み、09年「人恋酒場」でデビュー。昭和歌謡の香りを残す楽曲と本人のキャラクター、ビタミンボイスと評される歌声が受け、演歌の新人としては異例の10万枚のセールスを記録し、日本レコード協会のゴールドディスクに認定(10年9月度)された。その後も「酔待ち酒場」「ダンチョネ港町」とヒットし、昨年の第53回日本レコード大賞では日本作曲家協会奨励賞を受賞。第4弾「女に生まれて」は、発売から約1年、50週にわたってオリコン演歌チャートの50位以内にランクされるなどロングヒットを記録、トータル7万枚強のセールスとなっている。
(全文は2012/10/31発行の「連合通信レコード速報」に掲載)