キングレコードがカラオケ文化の普及と音楽文化の向上発展を主眼として平成13年2月に発足させた「キングレコード歌謡文化アカデミー」(大澄雅人会長、以下KBA)が主催する「2012 キングレコード歌謡選手権全国決勝大会」が28日、東京・芝公園のメルパルクホールで1日かけて行われ、鏡五郎をゲストに全国の地区大会を勝ち抜いてきた全96組97名の歌自慢がノドを競い、各部門の優勝者の中から最高の栄誉であるグランドチャンピオンに、現役高校生の飯塚なつみさんを選んだ。
今年で12回目となる同大会では、年齢別に若いコースから「プラチナコース」(45歳以下)、「ルビーコース」(46〜57歳)、「エメラルドコース」(58〜63歳)、「ダイヤモンドコース」(64〜69歳)、「ゴールドコース」(70歳以上)の5部門に分かれて、北海道から九州・沖縄まで全国11会場で地区大会を開催。全1225人の出場者の中から、各地区大会を勝ち抜いてきた96組97名が決勝大会に駒を進め、作曲家の山田年秋、花笠薫両氏、キングレコード湊尚子ディレクターの審査の結果、プラチナコースは飯塚なつみさん、ルビーコースは山田明子さん、エメラルドコースは岩瀬美千子さん、ダイヤモンドコースは赤坂貞子さん、ゴールドコースは金井正一さんが優勝。この5人の優勝者の中から、永井裕子の「哀愁桟橋」を歌った茨城県つくば市在住の高校3年生、18歳の飯塚なつみさんがグランドチャンピオンを獲得。
(全文は2012/10/31発行の「連合通信レコード速報」に掲載)