ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)は31日、08年に発売を開始した「Blu―spec CD」から更に研究開発を重ね、ブルーレイディスク(BD)製造技術のすべてをCD製造に投入することによって完成した、より一層原音に忠実な高品質CD「Blu―spec CD2」(ブルースペックCD2)規格初の邦楽リリースを決定。SMEグループ会社のキューンミュージック(KME)に加え、EMIミュージック・ジャパン(EMI)、徳間ジャパンコミュニケーションズ(TJ)の3社から計タイトルのブルースペックCD2邦楽作品が発売されることになった。
ブルースペックCD2は本紙既報の通り、既存のCDプレイヤー等でも再生できる高品質CDとしてSMEが技術開発したもので、リリース第1弾としてソニー・ミュージックジャパンインターナショナル(SMJI)の「ベスト・クラシック100」など111タイトルが12月5日及び19日に発売される。

(全文は2012/11/02発行の「連合通信レコード速報」に掲載)