徳間ジャパンコミュニケーションズは3日、今年デビュー10周年を迎えた演歌のシンガー・ソングライター大沢桃子の記念ディナーショーを、思い出の地でもある成田空港に近いマロウドインターナショナルホテルで開催。2万円ものプラチナチケットにも拘わらず500人ものファンが詰めかけ、サプライズゲストも交えた3時間にも及ぶショーを楽しんだ。
会場には、彼女の出身地である岩手県大船渡をはじめ、最近増え始めたという西日本各地からもファンが駆け付け、この日のために新調したという黄色を織り込んだ振袖や、震災で船が流され、持ち主がいなくなった大漁旗を縫い合わせて作り上げたという半てんを羽織り、「石割桜」「南部恋唄」「風の丘」「みちのく平泉」などオリジナルヒットを歌唱。途中、彼女の名付け親であり、踊りの師匠でもある浅香光代がお祝いに駆けつけ、大沢と共に絆会一座という義援活動を行っている大衆演劇の座長も踊りでステージに華を添えた。
(全文は2012/11/07発行の「連合通信レコード速報」に掲載)