東日本大震災で大きな被害を受けた大槌町在住の現役中学生歌手として、今年デビューしたテイチクエンタテインメントの臼澤みさきが21日、岩手大学の学園祭に出演、大槌町からも詰めかけた満員の観衆300名を前に、今月24日発売の1stミニアルバム「Homeland」の収録曲全8曲を初披露した。
同ライブは、被災地の復興過程を研究テーマの一つとする大学側が呼びかけ、ライブを通して大槌町の現状と未来を語り合うことを目的に開かれたもの。
デビュー曲「故郷(ふるさと)〜Blue Sky Homeland〜」(7月25日)は、10月17日付のUSENリクエストチャートで7月に続いて2度目の1位を獲得するなどロングヒットを続けており、臼澤は「被災地はまだ先が見えません。故郷を思いながら、少しでも元気や勇気を届けられるように歌っていきます。民謡とJポップスを融合させた“臼澤みさきの音楽”をこれからもっと勉強していきたいです」とさらなる飛躍を誓った。
(全文は2012/10/26発行の「連合通信レコード速報」に掲載)