コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は過日、警視庁生活経済課と田園調布署が、インターネットオークションを悪用し、権利者に無断で複製したコンピュータソフトを販売していた神奈川県伊勢原市の会社員男性(30歳)を、7月13日に著作権法違反の疑いで逮捕し、東京地検に送致したと発表した。
男性は2月28日から3月22日まで3回にわたり、マイクロソフトコーポレーションが著作権を有する「Microsoft Office Professional Enterprise Edition 2003(Microsoft Open Licenseプログラム)」を権利者に無断で複製したCD-R計3枚を、東京都の男性ほか2人に対し、計41000円(11000〜15000円で販売。正規品価格は税抜55200円)で販売していた。
男性は、インターネットオークションを通じて正規品を購入し、それをマスターソフトとしてコピーを繰り返したうえ、出品画面上に「正規 日本語ボリュームライセンス版 当商品は1ライセンス5PCまでインストール可能です」と説明し、正規品を装って海賊版を販売していた。
(全文は2010/7/23発行の「連合通信レコード速報」に掲載)