日本レコード協会(RIAJ)が公表した2012年9月度のレコード生産実績によると、月次の音楽ソフト(オーディオレコードと音楽ビデオの合計)生産実績は、数量で前年同月比143%の2621万枚・巻、金額で同136%の265億円と、前月(8月)に続いて前年同月実績を大きく上回った。
内訳は、オーディオレコードがアルバムの大幅伸長(数量で137%、金額で131%)により、数量で同135%の2018万枚・巻、金額で同126%の203億円を記録。音楽ビデオも数量で同175%の603万枚・巻、金額で同185%の61億円と月間最高水準の実績を上げた。
この結果、12年暦年の第3四半期累計期間(12年1月〜9月)の音楽ソフト生産実績は、数量で前年同期比111%の2億389万枚・巻、金額で同107%の2145億円と、99年から13年間続いた減衰傾向にようやく歯止めがかかる、近年にない高実績となっている。
(全文は2012/10/24発行の「連合通信レコード速報」に掲載)