ロス・インディオスの女性ボーカル、ALICIA(アリシア)が21日、「浮き輪」(フリーボード)でソロデビューを飾り、同夜東京・六本木の「STB139 スイートベイジル」でライブ「やさしさを感じて」を行った。
ALICIAはラテン系ムード歌謡コーラスグループ、ロス・インディオスの8代目女性ボーカルとして、すでに8年のキャリアを積んできた。作詞作曲を始めたのは、名古屋でかなりの人気を博していたというポップスバンド活動をしていた20歳の時。ロス・インディオス加入後も、曲作りを続け、周囲からその才能を認められるようになり、グループのリーダーでリードボーカルの棚橋静雄の後押しを受け、ソロデビューにいたった。
「彼女の作品や歌声は、切なくも心を潤し、独特な世界観で聴く人を『ALICIA』ワールドヘと誘い込みます。シンガーソングライターとしても際だった才能の持ち主です」と、フリーボードの担当者は強調する。
ソロデビュー「浮き輪」は、ロス・インディオスの女性ボーカルとして行き詰まった時など、周囲の人々に支えられた経験から生まれた、「人生の応援歌」で、8年間温めてきた自信作。「ビールを飲んで、気楽に行こうよ」と呼びかける、夏の香りたっぷりのホップでボッブな「癒しのBeer Songです」とALICIAは笑いながら説明する。「ビール、大好きなんです」とも付け加えた。
(全文は2010/7/23発行の「連合通信レコード速報」に掲載)