レッド・ツェッペリン「祭典の日(奇跡のライヴ)」(11月21日)の発売記念プレミア試写及び、ジミー・ペイジの記者会見が、本人の発案で16日、東京・港区のTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた。
同イベントは「祭典の日〜」の全世界同時公開(17日)に先行し、日本、アメリカ、イギリス、ドイツの4ヶ国で開催され、マスコミに加えて一般のファンも招待した。試写会スタート時にはジミー・ペイジがサプライズで登場し、「ライブは最高に楽しかった。楽しんでください」と挨拶、試写終了時に客席から興奮の拍手が巻き起こった。
記者会見でジミー・ペイジは「祭典の日〜」について、「ライブでショックを与えたいと、全員で数週間前から準備に取り掛かった。セットリストは、我々の歴史を網羅し、自分たちのカラーを届けようとみんなで話し合った。お客さんがいないリハーサルでは分からなかったけど、ライブですごくいい反応だったので、もっとやりたかったのが本音。(DVD化は)一度だけの本当にいいコンサートで、そろそろリリースしたいという時期だったのでとても嬉しい」と喜びを表し、「(今回、ブルーレイオーディオを海外でリリースするが、旧譜について)MP3では本来のダイナミズムや、我々の意図する音が伝わらない。MP3に対抗するためにも是非とも出したい」と音へのこだわりを見せた。
(全文は2012/10/19発行の「連合通信レコード速報」に掲載)